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海外法人設立について
独立して会社を設立した旨を以前からお世話になっている一部のお客様にメールでお知らせしたところ、暖かい励ましのメールをたくさんいただきました。
本当にありがとうございます!
感謝感謝です。頑張ります!

その中で「会社設立、登記手続き、開業への経緯をもう少し教えて下さい」とのご依頼を受けました。
これから起業を予定されている方の(一つのやり方として)御参考になればと思います。


とにかく独立して自分でやりたい。
お客様にも安心してもらえるように、世間にも認められた「会社」という形を作ってやりたい。
が、有限会社の資本金300万円もないし、まして株式の1000万なんかとんでもない・・・。

僕は、当初、「中小企業挑戦支援法」(いわゆる「1円起業」ですね)を、考えてました。

で、色々色々とネットで調べたのですが、これがなかなかどうして世間でいうほど甘くはないようです。

5年以内に300万(有限の場合)を貯める、というのは良い目標設定になるとは思います。
が、僕の場合は第3種旅行業者に移行したいというのがあり(現在は旅行業者代理業で申請中)300万はその供託金に当てたいのです。

そこで更に色々と調べ、「海外法人」という手があることを知りました。
アメリカで会社を作り、その日本の営業所として法人登記する、というやり方です。
このやり方だと(デラウェア州では)資本金が必要なく、株式の場合の3人の取締役も代表が兼務できるとのこと。
なによりも「株式会社」と明示できるところが僕にとっては魅力です。

ネットで探してみると代行会社が結構あります。
かなりの長い時間をかけて比較検討の結果、僕は「海外法人研究会」さんにお願いしました。

「海外法人研究会」さんにWEBから申し込み。
海外での登記が完了した旨の連絡が入り、日本での登記に必要な書類が手元に届いたのが約2週間後。
それから日本の法務局へ登記の申請です。
代行会社はあくまでも海外の登記を代行してくれるところなので、日本での登記は自分でやる必要があります。

何度か法務局へ足を運び必要書類を実際に確認&相談。
「海外法人の日本登記に関してはあまり例がないので難しい」という話を聞いてましたが、少なくとも福岡は都会なのかスムーズでした。
担当の人も「税金の関係なのか最近増えてますね」との話でした。

法務局へ書類を提出後、日本での登記完了まで更に2週間。
海外法人の申し込みをしてから、計約1ヶ月で日本の登記が完了しました。

「海外法人研究会」さんには親切にアドバイスをしていただき、電話でも相談をさせていただきました。
設立後のアフターフォローもやっていただけるようで、感謝しております。

海外法人は資本金が必要ない等のメリットはありますが、公庫などの公的資金が借りられない等のデメリットも当然あります。
悪いイメージを持つ人も中にはいるようです。
従って全ての人には薦められないとは思います。

僕自身もなんとか法人設立までにはこぎつけましたが、海外法人のメリット・デメリットはこれから経験していくことでしょう。

とりあえず会社経営の一歩は踏み出しました。
しっかりとしたサービスをすること、お客様に安心して納得して支援していただくこと、そしてがっちり稼ぐこと。

すべてはこれから。
お楽しみはこれからです。
by summitfukuoka | 2004-11-06 22:00 | 会社設立
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2004年11月に福岡でWeb専門旅行代理店設立しました。    新米社長の夢や現実(&子育て)綴ります。
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